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ホームページ    第2章 平和的発展と外交
平和的発展の道を確固として揺らぐことなく歩むことは、中国の必然的な選択であり、中国の発展が世界にもたらすのはチャンスであって脅威ではない。ここ数年来、中国の国防費は大幅に増えたが、主に軍隊将兵の生活条件の改善、福祉待遇の向上に使われている。世界の核環境が悪化するすう勢を前にして、中国は依然として核政策を変えないことを堅持し、いかなる形式の大量破壊兵器とその運搬手段の拡散にも断固として反対している。中国は上海協力機構(SCO)の設立を提唱し、あらゆる形式のテロリズムに反対し、各側と協力して共に「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)のテロ勢力に打撃を加えることを望んでいる。中国は独立自主の平和外交政策を実行し、国連の改革を積極的に支持し、国連の平和維持行動(PKO)に選択的に参与し、人道主義対外援助を強化している。これは、中国が平和、友好的な、責任を負う大国であることを具現している。
2-1問 世界の近代史から見て、後から興起する大国が勢力を伸ばすことは、往々にして国際枠組みと世界秩序の激変をもたらし、ひいては世界大戦を誘発する。中国が勢力を伸ばす過程でどのようにしてこの伝統的なパターンから抜け出し、平和的発展の道を切り開いたのか、人々はそれが分からない。
歴史は鏡である。世界の経済強権の数百年にわたる栄枯盛衰の歴史を見渡せば、確かにその通りである。しかし、世界史をひも解くとともに、中国の歴史もめくってみたらどうだろうか。中国は5000年の文明史があり、中華文化は平和の文化であり、平和を渇望し、調和を求めることは、中国人民の終始一貫した精神的特徴である…
2-2問 いつまでも平和的発展の道を歩むという中国の約束に対し、国際社会はなおも多くの懸念を抱いている。平和的発展をとげた中国が他国にとって発展のチャンスであって脅威ではないことをどう理解するか。
このような懸念を抱いているのは理解できることである。というのは、近代の国際関係史から見て、新興大国の発展は、往々にして国際の力関係に変化を生じさせ、利益を再分配し、これによって国際枠組みと世界秩序に激変をもたらし、もとの大国との矛盾、衝突を激化させ、ひいては大戦を誘発するが、中国の発展は世界の覇権強国にチャレンジするかまたはそれに取って代わるのではなくて、平等な大国の地位を獲得し、世界平和をよりよく擁護するためだからである…
2-3問 ここ数年来、中国は軍事脅威にさらされていないが、国防費の支出は17年間連続して2桁の率で増え続け、しかも支出の内容が透明でないと考える人がいる。これをどう評論するか。増加した国防費は主にどの方面に使われたのか。軍事力の増強は一部の国に対し脅威となるかどうか。
ここ数年来、中国の国防費は確かにいくらか増えたが、これは国の経済発展と財政収入の増加を踏まえて、総合的国力を全面的に高めるという発展戦略から考慮したものである。周知のように、中国は陸地も海洋もある面積の広い大国であり、陸地面積は960万平方キロ、海洋面積は約300万平方キロ、海岸線は1万8000キロ、陸地国境線は2万キロに達し、国防の任務は非常に重い…
2-4問 現在、世界の核環境は悪化、複雑化の傾向を呈している。このような状況の下で、中国の核政策はどのような方向に向かって発展するのか、これまでの政策を調整する必要があるのかどうか。
中国の核政策は厳粛、真剣で、一貫しており、40年来変わったことがない。核保有国として、中国は核軍縮の面で尽くすべき責任と義務を回避したことがなく、核兵器の全面禁止と完全廃絶を一貫して主張し、いかなる国にいかなる形式で核兵器を拡散することにも断固として反対する。中国は核兵器の拡散を主張、奨励せず、それに従事せず、他国の核兵器開発を援助しない政策を実行している…
2-5問 大量破壊兵器と運搬手段の拡散防止は国際社会が直面している共通の課題である。大国としての中国は、大量破壊兵器の拡散防止に対しどのような原則的立場をとっているのか。どのような措置を講じて核兵器の拡散を防止しているのか。
大量破壊兵器と運搬手段の拡散は、国際社会と地区の平和と安全に対し重大な脅威を構成している。中国は国連安保理常任理事国と核保有国として、これまでずっと自らの実際行動で大量破壊兵器と運搬手段の拡散防止事業の推進に努めている…
2-6問 現在、中国はテロの脅威に直面しているのかどうか。テロ脅威防止面での基本的立場は何か。国際社会と共同でテロリズムに打撃を加える面ではどのような協力を行なっているか。
1990年代から、テロリズムはますます世界と地区の平和、安全、安定に影響する要因となっている。大きなテロ事件が発生していないとはいえ、中国はテロリズムの被害国でもあり、直面している脅威は主に国内外のETIMテロ勢力や国際テロ組織、テロリストらの行なうさまざまなテロ活動である…
2-7問 中国はETIMをテロ組織に入れた根拠は何か。ETIM問題の解決が中国自体の事である以上、どうして国際上の協力を求めなければならないのか。
いかなるテロ組織も自分がテロ組織だと公言するようなことをしない。ここ十数年来、中国の新疆地区でテロ事件が相次いで260余回発生し、ウイグル族を含む無辜の民衆や末端組織の幹部、宗教界の人々など160余人が死亡し、440余人が負傷し、中国に危害をもたらしただけでなく、地区の安全と安定に対しても脅威を構成した…
2-8問 20世紀末期に冷戦が終結し、もとの国際上の力関係がアンバランスになった状況の下で、中国はロシアなどの国とSCOを創設したが、同機構の宗旨は何か。将来の発展の見通しはどうか。
SCOは中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国が2001年に上海で設立した政府間国際機構である。その宗旨は、加盟国間の相互信頼と善隣友好を強化し、政治、経済貿易、科学技術、文化、教育、エネルギー、交通、環境保全などの分野で加盟諸国の協力を発展させ、地区の平和、安全、安定を守り、民主的、公正で、合理的な国際政治経済新秩序の確立を推し進めることである…
2-9問 中国の外交は「韜晦」戦略を変えて、テロ防止、朝鮮半島の核問題、平和維持などの国際問題で絶えず影響力を発揮しているとの報道があるが、中国外交の宗旨は何か。独立自主の平和外交政策をどのように推進するのか。
前の一時期に、「中国外交の韜晦時代は過ぎ去った」とマスメディアが宣伝したのは確かだが、その見方は間違っている。中国の平和的発展がいばらの生い茂った道を歩まなければならないからである。そのため、改革・開放の設計師の鄧小平氏の制定した「韜晦して何かをする」という外交政策は今後も長期にわたって堅持されていき、変わることはない…
2-10問 ここ数年来、国連の改革問題が日程に上っている。国連の創始者と安保理常任理事国として、中国は国連改革に対しどのような態度をとっているのか。
中国は国連の創始国と安保理常任理事国であり、国際問題で国連が取って代わることのできない役割を果たしていると考えている。下準備中の国連改革に対し、中国は一貫して支持を表明しており、何回も国連改革の原則と方向について意見を述べた…
2-11問 以前中国はつねに海外に軍隊を一人も派遣したことがないことを誇りとしていたが、1990年代に入ってから、その他の国に国連平和維持軍(PKF)と警察を派遣し始めた。そのような転換を促した原因は何か。これまでいくつの国にPKFと警察を派遣したか。PKFと警察はどのような使命を担っているのか。
この転換を促した根本的原因は、国連と世界に対する中国の見方が変わったことにある。歴史的と現実的な原因によって、中国の国連事務への参与も不活発から活発への過程を経歴した。国連安保理常任理事国である中国は、国連が国連憲章の精神の導きの下で、世界の平和と安全を守るためにしかるべき役割を果たすことを重視、支持している…
2-12問 ここ数年来、世界各地で自然災害が発生すると、中国政府はすぐにも救援隊と医療隊を派遣するかまたは救援物資と資金などを提供した。このようにする原因は何か。救援規模の拡大につれて、中国が国際社会でより重要な役割を果たしたいことを意味するのかどうか。
自然災害は国際社会の共同の敵であり、各国には災害とたたかい、人類の共同の故郷を守る義務がある。国際社会の一員として、中国はずっと国際社会に対し責任を負う精神に基づいて、国際社会が共同に発展し、調和のとれた世界を作るために義務を尽くし、貢献することを望んでおり、この行列に加わって、その他の国とともに困難に立ち向かい、それに打ち勝つのは理の当然である…
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