国務院三峡弁公室の責任者は27日、中国長江三峡工程開発総公司の年度工作会議で、「三峡ダム地域の住民移住作業は大きく進展した」と述べた。三峡ダム建設プロジェクトにより移住した住民は、2006年末までに累計120万人に達し、当初の計画を7万人上回ったという。
当初の住民移住計画は2006年に基本完成し、各種住宅4432万平方メートルを建設した。移設を必要とするダム近辺の鉱山会社1629社のうち1560社が企業の再編などを経て、順調に移設した。残る69社も今年中に全て移設する。数十万人の従業員も新たな職場に移った。
三峡ダム建設プロジェクトでは、今後さらに12~15万人が移住する予定。
「人民網日本語版」 2007年2月28日