米CBSテレビは18日、日本が第2次世界大戦中に従軍「慰安婦」を強制連行した問題について特集を組み、日本の安倍晋三首相が慰安婦連行への政府の強制性を否定した発言を非難した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
かつて慰安婦だった女性は番組で、「1人が1日に3、4人から陵辱されたこともある」と述べた。
CBSは米国最大のテレビ局の1つ。今回の特集は米国下院の日系民主党議員、マイク・ホンダ氏が同院の外交委員会に提出した決議案を報道し、日本が大戦中にアジア諸国の女性を慰安婦として強制連行したことを非難、日本政府が「慰安婦」問題を正式に認めて謝罪し、歴史的責任を負うことを求めた。
「人民網日本語版」 2007年3月21日