香港特別行政区政府労働福祉局の張建宗局長は2日、「香港の祖国復帰以来この10年、行政区政府と社会福祉業界の共同の努力によって、香港の社会福祉サービスは非常によくなった」と述べた。
これは社会福祉業界が主催した香港祖国復帰10周年祝賀式典で述べたもので、張建宗局長は「一昨年から去年にかけて行政区政府の社会福祉分野への支出額は、最大の支出先となる教育分野に次ぎ328億香港ドルに達した。社会福祉分野への政府の経常的支出はこの10年来8割増えた。1997年からこれまで、社会福祉署による非政府機関への資金援助率は5割を超えた。行政区政府は非政府機関と今後も密接に協力し、そのサービスを相手の需要により見合ったものにしていく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年7月3日