16日午前10時13分頃、日本の新潟県中越沖を震源とするマグニチュード6.8の地震があり、同県柏崎市や長野県の一部などで震度6強を観測した。
現地報道によると、この地震で9人が死亡、約1000人が病院で手当てを受けた。新潟県では約300棟が全壊した。自衛隊が要請により、現場で救援活動を行っている。
なお震源に近い柏崎刈羽原子力発電所は地震直後に自動停止。屋外で一部火災が発生したが、すぐに消火され、放射能漏れなどは起こっていない。
新潟県ではこの地震の後も余震が頻発し、最大で震度6弱を観測。気象庁は付近の住民へ、引き続きの警戒を呼びかけている。
「人民網日本語版」2007年7月16日