既婚者の1割が、現在の伴侶とは「ネット恋愛」で結ばれ、3分の2が姉さんカップル、結婚前同棲は今では当然のこととする現実・・・北京師範大学心理学院、計世資訊(CCW Research)、百合婚恋研究院が共同で編纂した「中国社会の結婚恋愛に関する調査報告」がこのほど発表された。同報告のデータによると、女性が最も理想的とする結婚相手の年齢は今年、31歳にまで上がった一方、女性の結婚適齢期は25歳から年々少しずつ下がっている。「北京晨報」が伝えた。
この「中国社会の結婚恋愛に関する調査報告」は、昨年8月から年1回の実例調査をスタート、街頭アンケート、詳細にわたる面談、オンライン・アンケートなどによる調査対象者は200万人以上にのぼった。2006年の調査結果によると、90%以上の女性にとって理想的な結婚相手の年齢は23~26歳で、30歳前後の男性を理想的な結婚相手と思う女性は約半数にとどまった。
2007年になると、30、31歳の男性に対する好感度は意外にも80%に急増した。つまり、約8割の女性にとって理想の結婚相手の年齢は30歳まで上がったことになる。
これに比べ、男性が理想とする結婚相手の年齢条件はかなり厳しい。大多数(65%)の男性が最も理想とする結婚相手の年齢は25歳で、30歳以上の女性の結婚チャンスは激減する。結婚相手が30歳でもOKとする男性は25.5%、35歳でも構わないという男性はわずか12.5%。
男性の場合はずいぶん気楽そうだ。3分の1の女性は、相手の男性が35歳でも問題ないとしており、40歳でもOKという女性は15.2%もいた。
「人民網日本語版」2007年9月4日