アンケートの結果、もし選べるなら、多くの人(55.6%)が、大学の教師になりたいと考えていることがわかった。
大学教師と比べて、その他の学校の教師になりたいと考えている人の比率はいずれも30%を超えていない。中学校(高校)の教師が29.5%、幼稚園が13.4%で、そのほか8.2%の人はどの学校の教師にもなりたくないとしている。
今回のアンケートでは、現在最も収入が不合理的だと人々に思われているのは、小学校教師、中学校教師、幼稚園教師の順としており、大学の教師は一番最後だ。この数値は大学の教師の優越性を顕著に表していると同時に、小中学校の教師の置かれた苦しい環境を反映している。
「大学入試調査」のデータによると、アンケートに答えた高等学校の教師は、教師の仕事が好きであることを認めると同時に、背景には常にいくつかの「しかし」を伴っていることがわかった。給料が非常に低い(26.0%)、仕事のプレッシャーが大きい(25.3%)、気を遣うことが多い、休息時間が少ない(23.8%)が教師の達成感に影響を及ぼしている3大原因となっている。
ある読者は、「もし我々が最も優秀な人に教師になって欲しいと希望するなら、優秀な人が安心して仕事ができる条件を整えねばならない」と意見を寄せてきている。
「人民網日本語版」2007年9月11日