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昌北国際空港、ハイテク装置で渡り鳥を駆除 江西・南昌
発信時間: 2007-11-20 | チャイナネット

夏が去り冬が到来すると、北方の渡り鳥が南方に飛来する。大量の渡り鳥の飛来を迎え、江西省南昌市の昌北国際空港は年に1度の「鳥駆除大戦」のピークに突入した。

中国最大の淡水湖・ハ陽湖を訪れると、越冬に来た渡り鳥が空を覆い尽くしていた。公的な予測では10万羽に上るとされ、しかもハ陽区渡り鳥保護区は昌北国際空港から直線距離で約30キロしか離れていない。同じく渡り鳥が集まる象山森林公園も空港から約10キロしか離れていない。さらに空港周辺は環境が良く保全され、水田地帯が広がるため、餌を求める渡り鳥が常に飛来し、航空機の離着陸の安全を脅かしている。

空港側は最近、安全確保のために専門の鳥駆除要員を動員。ネットの設置や発砲により、連日日出から日没まで休まず駆除作業に当たっている。また、渡り鳥を傷つけずに追い払うため、英国から新型のコンピューター音響鳥駆除システムを導入。あらかじめ記録させた順序でハイ・パワーの超音波を4方向のスピーカーから順次発し、渡り鳥を驚かせて追い払う仕組みだ。

※ハ陽湖のハは「番」の右におおざと

「人民網日本語版」2007年11月20日

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