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民用航空、基準変更で空のラッシュが大幅緩和
発信時間: 2007-11-22 | チャイナネット

国務院と中央軍事委員会の決定を受けて、中国の民用航空は22日午前0時より、8400~1万2500メートルの空域で航空機の垂直間隔基準を短縮する。これにより従来7段階に設定されていた巡航高度が13段階に増えるため、空域容量と利用率が大幅に拡大し、飛行量制限による航空便の遅れを大幅に緩和できるものとみられる。

航空機は飛行中、一定の水平間隔と垂直間隔を保って安全を確保する。現在最も多く利用されているジェット旅客機は、ほとんどが9千~1万2500メートルの空域を運航する。この空域で中国が利用できる巡航高度は7つだったが、垂直間隔基準がこれまでの600メートルから300メートルに短縮されると、利用可能の巡航高度は13に増える。これは飛行空域が約2倍拡大したのと同じことだ。試算によると、空の交通量が増えるだけでなく、航路の渋滞も減るため、航空機の燃料消費効率が500海里の短距離便で0.7%、中・長距離便で1%ほど高まることになるという。

「人民網日本語版」2007年11月22日

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