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中国の食品の輸出合格率は99%以上
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット

11月26日、国家品質検疫総局、衛生部、WHOの主催による国際食品安全ハイレベル・フォーラムが北京の釣魚台国賓館で開催された。このフォーラムは「交流と協力を強化し、食品の安全を確保する」ことをテーマとするもの。WHO、FAOおよび世界40カ国と地域の約600人の代表がこのフォーラムに参加し、呉儀副総理が開幕式に出席し、挨拶した。「チャイナネット」がこれを生中継した。

一、中国の食品の輸出合格率は99%以上

呉儀副総理は、中国政府はずっと食品の安全を高度に重視している。なが年の努力を通じて、中国は、よく整備された食品安全の法律および法規システム、基準システムと管理システムをつくり上げた。食品の生産加工、流通、消費など各プロセスの安全管理能力も次第に向上していると述べた。

全般的に言えば、中国の食品は安全で信頼できるものである。現在、中国には、加工技術と加工設備が世界の先進レベルに達している食品企業がたくさんあり、肉類製品、乳製品、飲み物、ビールなどの大手企業は世界一流の生産設備と検査設備を持っている。

さらに、今年上半期に、28項目、525種類の食品のサンプリング調査の合格率は90%以上に達した。中国は厳しい輸入出食品安全保障システムを設けており、輸出食品の合格率はなが年99%以上を保っているとも述べた。

二、協力を強化 食品安全を通じて貿易障壁を設けることに反対

呉儀副総理は、食品安全は世界諸国が直面する共同の難問であると強調し、五つの提案をおこなった。一、食品安全分野での国際協力を強化すること、二、食品生産地の環境保護を高度に重視すること、三、国際食品安全情報の通報制度をできるだけ早く設立すること、四、友好的話し合いを通じて国際食品安全問題を解決すること、五、マスメディアの世論による監督の働きを果たすこと。

呉儀副総理は最後に、このフォーラムで採択された『食品安全に関する北京宣言』をきっかけに、コミュニケーションと協力を強化し、食品安全能力の整備などの面で新たな歩みを躍み出し、世界食品貿易の健全な発展をさらに促進することを強調した。

「チャイナネット」2007年11月27日

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