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台湾市民の34%、未来に悲観的な見方 |
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット |
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台湾で行われた最新のアンケート調査によると、「10年後の台湾が今より好くなっている」と考えている人は、台湾市民全体の20%にすぎない。逆に「10年後の台湾が今より悪くなっている」とする人は34%に上り、台湾の人々の間で未来に対する悲観的な見方が広がっていることがわかった。 22年前、台湾では「明天会更好(明日はもっといい日になる)」という曲が流行、道徳的な内容がテーマの歌としては歴史に残る成功を収めた。当時の台湾の人々にはごく自然な明日への信頼感があったと言える。しかし、治安問題や教育改革問題、若者の競争力の低下、貧富の差の拡大、深刻な役人の汚職といったさまざまな社会問題が山積する今、明日を信じる気持ちは失われつつある。 ある台湾市民のウェブサイトにこんな書き込みがあった。「『明日はもっといい日になる』――この曲を耳にすると感傷的な気持ちになる。希望と活力と愛に満ちたあの時代を思い出すからだ。今の台湾は憤りと絶望と無力感に満ちている」。 「人民網日本語版」2007年11月27日 |
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