コンサルタント会社・零点研究諮詢集団が3日発表した2007年度の「中国都市住みやすさ指数ランキング」によると、北京市と上海市の住みやすさのレベルが前回調査時より大幅に上昇した。ランキング上位には引き続き中・小都市が並び、都市名にもそれほど大きな変動はなかった。中新社が伝えた。
関連の研究報告によると、今回北京と上海が躍進した主な原因は、両都市にはそれぞれ突出した先進的分野があることだという。北京では地域コミュニティのポイントが大きく伸びた。上海では主に公共空間、都市の経済環境、都市の文化的環境などの指標が急上昇し、特に経済環境・文化的環境では全都市中トップのポイントを上げた。
ランキング順位をみると、北京は前回の19位から11位に、上海は11位から3位に上昇した。ランキング上位は1位から順に、廈門(アモイ)、杭州、深セン、寧波(ニンポー)、青島、昆明、成都、珠海、蘇州など。
同ランキングの発表は今年で3回目。今年は、北京、上海、広州、武漢、成都、深セン、大連、済南など39都市の居住者約4300人を対象に戸別訪問調査を行い、データを各都市の人口規模に基づいて処理し、ランキングを作成した。
「人民網日本語版」2007年12月4日 |