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南京に「棺桶旅館」が登場 心理療法に活用
発信時間: 2007-12-10 | チャイナネット

南京市にこのほど登場した「棺桶旅館」は、蓋つきの黒い木箱のベッド、旅館周辺には本物の墓地、時々聞こえてくる犬の遠吠えや草木のなびく音で身の毛もよだつスリリングな旅館だ。「北京晩報」が伝えた。

考案者の焦美閣さんは、「海外の棺桶旅館はほとんど心理療法で利用されている。精神障害者の多くは、自殺願望があったり、苦痛から開放されたいばかりに死を考えている。彼らに一度死の感覚を体験させ、生きることの大切さを実感してもらいたい」と語る。

宿泊条件として、スリル体験に利用する場合は、心臓病などの疾患がなく健康であること。心理療法で利用する場合は、付添いの同行が必要としている。

南京市郊外にある同旅館の宿泊費は1人1泊50元。旅館完成後、ウェブサイト上から予約可能となる。写真は「棺桶旅館」。

「人民網日本語版」2007年12月10日

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