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北京市、ホームドクター制度の実施へ 全市民をカバー
発信時間: 2007-12-13 | チャイナネット

北京市衛生局の梁万年・常務副局長は12日、北京市社区衛生活動会議に出席し、市内各地の保健サービス機関が「ホームドクター責任制度」を来年から全面的に推進し、地域の全家庭をカバーする地域医療制度を構築していくことを明らかにした。「新華網」が伝えた。

梁副局長によると、北京市衛生局は来年から、総合医と看護師、保健要員によって構成される保健・医療サービスグループを市内各地域に設立する。グループの数やメンバー構成は、市内の各区県が、管轄区域の行政区分や住民数、サービスの能力や目的など実際の状況に照らして各自決定する。サービスは各地域の全住民をカバーし、データをネットワーク化の管理を行い、全ての家庭と住民がかかりつけ医を持つことができる仕組みとなる。

各グループが担当する住民数が比較的多くなることを考慮し、北京市では地域を往診する医師に電動自転車を配給し移動の便宜をはかっていくことにしている。サービス開始後は、市民が健康に問題が生じた場合、かかりつけ医を電話ですぐに呼ぶことができるようになる。

「人民網日本語版」2007年12月13日

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