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「メイドインチャイナ」の評判上々
発信時間: 2008-03-10 | チャイナネット
  中国製品の購入はすでに、多くの米国人消費者にとって日常生活の一部となっている。さらに、「メイドインチャイナ」が品質、アイデア、評判など各方面でいずれも大きな進歩があり、欧米製品と同等の美しさを備えた製品もあると認識する米国人がますます増えている。「人民日報」が伝えた。

  ニューヨークの有名な消費者調査会社・GFK Roperがこのほど発表した調査報告から、「メイドインチャイナ」に対する米国人消費者の評判はすこぶる良く、「メイドインチャイナ」を受け入れているだけではなく、好んで購入している事実が明るみに出た。

  同調査は価格性能比、品質、アイデア、評判の4方面において、米国人消費者2千人を調査対象として行われた。このうち中国製品の価格性能比が最高だとする人は米国の45%に次ぎ26%と、日本(24%)やドイツ(9%)より高かった。

  1996年に行われた同様の調査では、中国製品の価格性能比に対する米国人消費者の認知度はわずか9%と、米国(56%)や日本(34%)よりずっと低かった。このことから、10年あまりにわたる絶え間ない中国対外開放の拡大と中・米両国の経済貿易関係発展に伴い、低価格で高品質の「メイドインチャイナ」は、米国人消費者の心の奥深くに浸透したといえる。

  製品の品質分野でも、「メイドインチャイナ」は見劣りしない。同調査によると、中国製品の品質が最も高いとする米国人消費者は10%。この数字は、米国、日本、ドイツ、イタリア、英国製製品に続き第6位だが、フランス、カナダ、北ヨーロッパ諸国、韓国などの製品より高い。

  新製品のアイデア性の分野では、中国製品は18%と、米国(45%)と日本(26%)に続き第3位。ドイツ(12%)、フランス(8%)、イタリア(8%)より高く、中国企業の研究・開発・設計方面での大飛躍が示されている。

  「メイドインチャイナ」の大躍進により、中国製品全体に対する評判も大いに高まった。同調査によると、「メイドインチャイナ」の評判が最高だとする人は7%。これは米国やドイツなど欧米製品より低いが、カナダ、韓国、その他全発展途上国の製品より高い。

  GFK Roperのシニアバイスプレジデントは、調査の結果から、中国製品は急発展しており、今後も当面この状勢は続き、「メイドインチャイナ」の評判は一層高まるだろうと語る。同氏はまた、多くの中国製品の部品が世界中の地区から調達されているため、「メイドインチャイナ」の発展は、中国の対外開放と国際化の成果をも体現していると指摘した。 

  「人民網日本語版」2008年3月10日
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