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計画出産委員会「男性過剰で結婚難のおそれ」 |
発信時間: 2008-03-12 | チャイナネット |
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「現在の高すぎる出生性比が効果的に抑制されなかった場合、男性過剰による結婚難が生じる」と、張維慶・国家人口計画出産委員会主任(全国政協委員)は指摘する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 今年の政府活動報告でも「高すぎる出生性比への総合的な対策」が再び強調された。 人口統計学上、中国の人口性比の偏りは明らかだ。1970年代以降の出生率の低下と80年代以降の出生性比の上昇による影響を受け、1970年以降に生まれた男性は深刻な結婚難に直面している。 統計を見ると、同年代の独身男性の割合は独身女性を大幅に上回り、しかも24~34歳では同年齢と相対人口の性比がいずれも100を上回っている。ここ数年も出生性比の大幅な偏りは続き、第5回国勢調査ではその値が117:100にまで達した。 中国青少年研究センターによる研究報告も、青年の恋愛・結婚が抱える問題の中心が配偶者の選択難であることを明らかにしている。性比の偏りはその主要原因の1つだ。 「出生性比の上昇が私たちの社会にどの程度の影響をもたらすかは、誰にも確定的な予測ができない。だが、高すぎる出生性比がもたらす連鎖反応を軽視すべきではない」と張主任は指摘する。 「人民網日本語版」2008年3月12日 |
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