イギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表したグローバル企業経営環境に関する最新調査報告によると、評価対象となった82国家・地区のうち香港は第7位、ランキング・ポイントともに、5年前の調査結果と同じ結果だった。アジア地域の3国家・地区がランキング上位20に入った。香港の某メディアが伝えた。
EIUの調査結果によると、デンマークが8.76ポイントを獲得、その前の2003~2007年調査から1位上がって2008~2012年世界投資環境最優秀国家となった。第2位にフィンランド、第3位にシンガポールが続いた。
アジア地域では、シンガポール、中国香港、中国台湾がトップ20に入った。このうちシンガポールは5年前の第1位から第3位にランクダウン、香港の順位は変わらず、台湾は5年前の第22位から第18位に躍進した。欧米諸国が引き続きトップ20の多勢を占め、4位から6位は順に、カナダ、スイス、オーストラリア。米国はサブプライム危機問題の影響で5年前の第6位から第10位に急落、英国も前回の第10位から第12位に下がった。
EIUは5年ごとに、政治・税務政策、全経済の全体安定性、個人企業対する政策管理、外国投資政策、金融、外貨規制、インフラ建設など関連政策・プロジェクトについて、世界各国・地区の投資環境を10 ポイント満点で評価している。
「人民網日本語版」2008年4月24日 |