中国インターネットデータセンターが23日に発表した、今年第1四半期の国内のインターネット状況に関する調査結果によると、ネット利用者で「北京五輪に注目している」とした人は9割を超え、「ネットで五輪を観戦する」とした人は8割を超えた。また「競技場に行って競技を観戦する」とした人は16.4%に上った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
五輪関連の予算・出費をたずねたところ、マスコットなどの五輪関連商品を購入するとした人が最も多く約33.7%に達した。次に多かったのは五輪記念切手の購入で約19.1%、その次は観戦チケットの購入で15.1%だった。
観戦チケットの購入費用が最も多いのは36~40歳の中青年層で、一人当たり平均出費は1212.3元に上った。次に多かったのは31~35歳の中青年層で平均1195.8元。全体的にみて、五輪チケットの主要購買層は一定の経済力を備えた中青年層だといえる。
ネット利用者に五輪情報を最初にどこで仕入れるかを尋ねたところ、トップはインターネットで67%に上った。以下テレビ(12.7%)、携帯電話(10.9%)、新聞(3.5%)、雑誌(約1.6%)と続く。このほかラジオ、ワンセグ、地下鉄の広告といったメディアも選択肢に上がった。
「人民網日本語版」2008年4月24日 |