工業・情報化部は15日、今回の地震の最大の被災地である7県について、多種多様な復旧作業の結果、いずれも外部との通信が可能となったことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
理県から馬耳康に通じる光ファイバー幹線が復旧、外部との固定電話による連絡が可能となった。理県、青川県の光ファイバー幹線もすでに復旧しており、各県中心地から外部へ向けての公衆電話での通信が可能となった。西安市から北川に急行した応急衛星中継車により、公共用通信1千戸分のサービスが可能となった。綿竹の30%の携帯電話網はすでに復旧している。ブン川、茂県、平武の光ファイバーについては現在急ピッチで復旧作業がすすめられている。ブン川、黒水、茂県、青川の各地区は衛星電話を通じ外部との連絡が可能となった。
中国移動は北川地区に新たに4つの基地局を建設し、うち3ヶ所はすでに供用されている。理県、黒水、北川、青川、茂県の5県の携帯電話はすでに使用可能となった。中国聯通は保守チーム2隊を理県、黒水に派遣し、光ファイバー網の修復作業をおこなっている。中国電信、中国移動の応急中継車はすでに北川、平武県の各被災地に到着している。
「人民網日本語版」2008年5月16日 |