12日の地震発生当時、四川省青川県木魚中学校一年生の何翠青ちゃん(13才)は地震を感じ、すぐに避難せず宿舎に駆け戻り、昼寝中の同級生十数人を呼び起こして自分は逃げる機会を失い、廃墟の下敷となってしまった。50時間後、大きな生きる望みと驚くべき気力で持ちこたえ救援スタッフに救出、翠青ちゃんは木魚中学校で最後に助け出された生徒となった。長時間重い物が右足を圧迫し筋肉の組織が壊死したため永遠に右足を失った翠青ちゃん。記者が「(右足が切断されて)後悔してる?」と聞くと、首を横に振りながら「後悔してない。もっとたくさんの友だちが助け出せなかったことを後悔してる」と涙声で答えた。
「人民網日本語版」2008年5月21日