海関（税関）総署の統計によると、27日14時までに全国の税関は地震の救済物資や救援人員に対してスピード通関の手続きを行い、その回数は累計で352件に達していることが明らかになった。

そのうち、国外からの救援物資や救援人員、医療人員の通関検査は237件で、44の国家と地区から寄付が寄せられているという。スピード通関措置で輸入された災害救援物資は115件で、救援機器やバイオハザード対策専用防護服、薬品、使いきり注射器、プラスチック手袋、発電ユニット、呼吸装置、浄水設備、通信設備、毛布、テント、食品、寝袋、衣料品といった生活や救援の物資が中心だ。税関では19日以来、様々な救援物資に対して1日平均で33件のスピード通関を実施しているという。

「人民網日本語版」2008年5月28日