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震災負傷者98人、治療のため山西省に到着
発信時間: 2008-05-29 | チャイナネット

綿陽市から北京西駅に向かっていた負傷者移送専用列車(列車名「救26次」)が28日午前8時20分、山西省の太原駅にゆっくりと停車した。長いあいだ到着を待っていた医療スタッフや武装警察、公安警察、ボランティアの若者らが、緊張感の漂うなか、負傷者を整然と搬送した。山西省の震災負傷者受け入れ第1陣となった。「新華網」が伝えた。

専用列車で移送された負傷者のうち、山西省で治療を受けるのは98人。多くは四川省綿陽市の人々で、60人は重傷者だ。最高齢は90歳、最年少は6歳。少数民族は羌族20人と回族1人が含まれる。88時間の生き埋めの後で救い出された羌族の負傷者もいる。

「車内では行き届いた世話を受けました」と負傷者の家族の唐さん。綿陽市から20時間近くの車内生活となったが、山西省から派遣された負傷者搬送専門の医療チームによる丹念なケアが太原駅への到着まで続けられたという。

「人民網日本語版」2008年5月29日

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