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外国の救助隊の活躍 同行外交官も涙(3) |
発信時間: 2008-06-03 | チャイナネット |
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シンガポールの救助隊に同行した外交部アジア司の孫向陽処長によると、シンガポールの救助隊は意思疎通と交流の便宜上、中国系の黄浩泉氏を隊長にし、隊員の大部分も中国語が話せる者を選んだという。遺体捜索の際には隊員はほとんど遺体と顔が触れるくらいの近くで作業した。 救助現場では生存者の兆候を探すために、瓦礫の傍らで日夜を徹して待つ家族の期待の眼差しに応えて救助隊員は黙々と大きな努力を払い、「諦めず、放棄しない」という精神は現場の多くの人に感動を与えた。 什ホウ市紅白鎮のある宿舎でシンガポールの救助隊員は1人の中年女性が瓦礫の中に閉じ込められていることを知った。探査機器で何度調べても生命反応はなく、また建物も深刻な被害を受けて45度の角度に傾き、度重なる余震で随時倒壊する恐れがあった。 「理屈で言えば救助隊員は安全面を考えて作業を中断することもありえたが、ずっと傍を離れない被害者の家族を見て、救助隊は何も言わずに捜索を再開した」と孫向陽氏は救助隊の行動を賞賛した。 写真は什ホウ市紅白鎮で救援活動を行うシンガポールの救助隊。 「人民網日本語版」2008年6月3日 |
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