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中国初、ダフール語の教科書が出版 内蒙古
発信時間: 2008-07-18 | チャイナネット

民族の文化を守り伝えるため、達斡尓(ダフール)族の言語の学習を強化するべく、内蒙古自治区莫力達瓦(モリンダワ)ダフール族自治旗でこのほど、中国で1冊目となるダフール語の教科書「ダフール語の学校教材」が出版された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

ダフール語はダフール人の母語であり、また世界の民族言語の1つでもある。ダフール語には文字がないため、守り伝えるのが非常に難しい。このため、同自治旗政府及び委員会はダフール族の高齢者やダフール協会の研究者、言語学者などの協力を得て、中国語の発音表記と符号を用いたこの教科書を完成させた。

この教科書は小学生や初級者向けの専用教材として、日常用語、短文の読み方練習、語彙の解説、語句の練習、会話の練習など7つのカテゴリーで構成されている。尼爾基第2小学校ではこのほど、この教科書を使ったダフール語の特別授業が始まり、ダフール族の生徒300人以上がこの授業を受けている。

「人民網日本語版」2008年7月18日

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