民用航空管理システムの3級運営指揮センターが20日午前9時30分に始動し、五輪に向けた空の便の正常な運航を確保するための中枢となる、五輪航空管理指揮システムが全面的な本格態勢に入った。「新華網」が伝えた。
民用航空局航空管理局の蘇蘭根局長によると、同局と7地域の航空管理局の指揮センターでは20日、担当指導者と職員はすべて自分の持ち場に就き、7月20日から9月20日にかけ、五輪に向けた民用航空管理システムを確保する特別態勢に入ったという。
この運営期間中、各管理当局は空の便に対する警戒態勢を強め、敵の動きや不明な状況、テロ事件、ハイジャック、禁止区域や規制区域に不明な航空機が進入してくるなどの緊急事態が一旦発生すれば、軍民用機連合指揮調整センターおよび五輪航空管理運営指揮センターの本部など関連部門にすぐ報告を入れ、指揮本部または五輪空中安全保障指揮本部の指示通りに動くことになっている。飛行の安全に係わる問題が生じた場合、例えば航空管理施設や設備の故障や地上の施設が敵に破壊されたり、外的な環境要因により正常な運行に支障が生じた場合は、緊急方案に照らし適切な処置を講じることになっている。
「人民網日本語版」 2008年07月21日 |