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北京五輪効果で離婚減少、テレビ観戦で夫婦間の交流が増加(1)
発信時間: 2008-08-25 | チャイナネット

離婚訴訟を起こす夫婦の数が五輪期間に減少傾向を示したことが、複数の人民法院(裁判所)への取材で明らかになった。心理カウンセラーは「テレビの五輪番組への関心が高く、中国が何度も金メダルを獲得して記録を塗り替えたことで、人々が愉快な気持ちになったことと関係がある」と分析する。

8月8日から18日までの11日間、海淀や朝陽など北京の6カ所の法院での離婚訴訟の受理件数は、前の週と比べいずれも減少。このうち平時の処理件数が多い朝陽法院では44%の減少、海淀法院では41%の減少を示した。

▽原因分析

心理学者「注意対象が移り、関係が好転」

北京東明蓮洲心理カウンセリングセンターの趙劭掉主任は「選択的注意」という心理学の概念でこの現象を説明する。「選択的注意とは、外界の数多くの刺激の中から、特定の刺激、または刺激の特定の面だけに注意を払い、他の刺激を切り捨ててしまうことを示します。中国が何度も金メダルを獲得して記録を塗り替えたことで、五輪番組が最も注目されるテレビ番組となり、国民を非常に愉快な気持ちにさせました。感情が完全に破綻していない夫婦は、テレビの前に並んで座り、番組を観る可能性があります。この時、気持ちは愉快な五輪番組に完全に集中し、良くない事への注意力は下がります。夫婦が一緒に座り1つの事をする、この心理的な基礎の上で交流することで、お互いの感じが好転し得るのです」――。

趙主任はさらに「五輪はみんなが毎日観ました。中国が頻繁に金メダルを獲得し、人々は毎日喜びに沸きました。時間が長ければ交流も増え、良い循環を形成します。夫婦の関係も良い方向へ発展するわけです。もしこの基礎の上に心の扉を開き、誤解を解き、互いに理解し、譲歩し合えば、自然と感情も好転し、もう離婚を騒がなくなるのです」と説明した。

「人民網日本語版」 2008年08月25日

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