北京市軌道建設管理公司は28日、地下鉄4号線の各種設備工事は順調に進んでおり、初の搬入となる列車4編成が今年10月北京に到着、起点から菜市口駅までの区間で2009年1月から試験運行を開始、同年6月には全線での総合試験運行を開始すると明らかにした。「北京晩報」が伝えた。

4号線で運行される新型車両は防火基準が従来よりもさらに高められているほか、大陸部地下鉄として初となる緊急脱出用ドアが設置されている。

地下鉄4号線は南側が豊台区馬家堡を起点に、宣武区、西城区を通過し、海淀区竜背村へ至る全長28.16キロメートルで、うち地下区間は27.9キロメートル。地下駅23駅、地上駅1駅、停車場1カ所、整備場1カ所が設けられる。現在までに、竜背村駅を除く23駅の主要工事が完了している。

「人民網日本語版」 2008年08月29日