ホーム>>社会>>社会ニュース
ルイ・ヴィトン柄の豚が登場
発信時間: 2008-09-04 | チャイナネット
 タトゥーを入れた人を見たことのある人はいても、タトゥー入りの豚を見たことのある人は少ないだろう。ベルギーの芸術家、ヴィム・デルヴォワイエ(Wim Delvoye)氏は、子豚の体にタトゥーをほどこした。子豚の成長にともない、この芸術作品もまた成長を続けている。今月9日、この豚は上海展覧センターで開かれる現代アート展にお目見えする。同作品の名前は「芸術農場」。タトゥーを入れられた8頭の生きた豚のうち、2頭にはルイ・ヴィトンの「LV」デザインが施されている。「新聞晨報」が伝えた。

 ▽北京で飼育、論争の的に

 この信じられない作品を携えて上海のアート展に参加するのは北京にある新北京画廊。画廊関係者によると、デルヴォワイエ氏は欧州でも最も最先端を行く現代アートの第一人者のひとりであり、人々の常識を覆すような作品で注目と論争の的となってきた。「芸術農場」は彼が中国本土で手掛けた作品のひとつだ。ここ数年、彼は北京近郊の農場に欧州産の輸入豚の飼育を依頼し、豚たちの体に欧州テイストのタトゥーと中国スタイルのタトゥーを施した。デルヴォワイエ氏によると、彼が子豚たちの体に施したタトゥーは、豚たちの成長と共に「成長」を続け、非常に興味深い変化をみせるという。

 これらのタトゥー入りの豚たちは、ベルギーの芸術家達が開催した展覧会でデビュー。昨年北京でも展示され、大きな反響を呼び起こした。うわさがうわさを呼び、会場は押すな押すなの行列となった。だが一方で、「これは芸術でも何でもない」との論争・批評もある。
1   2   3    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· パラリンピックメーンプレスセンターがオープン

· 北京パラリンピックの聖火、大連でリレー

· 北京のレストランに点字メニューが登場

· パラリンピックの選手村

· 日本の宝飾店、総額1億円の純金製中国食器を販売