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パラリンピックが示した障がい者への中国のケア
発信時間: 2008-09-09 | チャイナネット

パラリンピックを迎え、世界的に「パラリンピック熱」が高まっている。海外メディアは、北京パラリンピックは世界と中国に深遠な影響をもたらし、全世界の障がい者スポーツの発展を促すだけでなく、これによって障がい者に対する中国社会の人間的な配慮を世界が認めるようになると指摘している。パラリンピックを通じて、中国の障がい者事業はさらに発展するに違いない。

■外国メディアは「バリアフリー都市」北京を称賛

障がい者に対する中国社会のケアは全方面に及ぶ。障がい者の外出を援助する良好な外出環境の整備は、その重要な一部だ。パラリンピックの開催を通じて、外国メディアは「バリアフリー都市」北京の姿に、障がい者の保護における中国の多大な進歩を目にした。

日本の「毎日新聞」は、市内と郊外の大きな観光地や公共の場にバリアフリー設備が続々と設置されていることに特に注目した。同紙は「八達嶺長城には障がい者用のエレベーターと長さ180メートルのバリアフリースロープが設けられた。故宮など10カ所の観光地、北京首都国際空港、北京駅、北京西駅、地下鉄など公共の場にもスロープ、障がい者専用トイレ、リフトなどが設置された」「北京市は6億元を投じ、6000カ所以上でバリアフリー化工事を行っている」と報じている。

英BBCのサイトは、ある障がい者が車椅子のままバスや地下鉄で北京を移動し切ったことを報じ、中国が障がい者問題の解決にいかに真剣に取り組んでいるかを伝えた。同サイトは「スロープやエレベーターの助けを得て、中国の障がい者は公共交通を利用して外出することができる」と指摘している。

 

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