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被災者の出稼ぎを奨励 職業訓練に補助金
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット

人力資源・社会保障部の張小建副部長は11日、中国政府網の取材に対し、「四川大地震の被災者の出稼ぎ就業を奨励するために、政府は3種類の補助金制度を実施。震災地域の住民が就業訓練を受ける際には、政府は一回限りの補助金を支給する」と述べた。中国新聞網が伝えた。

張小建副部長は「四川大地震の被災者の就業問題を解決するには、出稼ぎ就業が主な手段となる」とし、もともと四川省は主要な労働力供給源で、農村地域における労働力は余剰していた。この震災後、農村地域において100万人以上が農耕地を失っただけでなく、都市部でも多くの人が失業した。発達した地域や国内の大都市の人材需要に照らし、多くの労働者が出稼ぎに出れば、将来的な就業問題の解決につながる。四川省は震災後、当地での就業は難しいが、発達した地域では、このような労働力を必要としている。

「3種類の補助金」は次の通り。

(1)震災地域の労働者が、出稼ぎに出る際、当地での企業の需要に適応するための、相応の技能が必要となってくる。現時点で、多くの出稼ぎ者はこのような技能を持たないため、それをサポートする取り組みとして、出稼ぎ前あるいは出稼ぎ先での職業訓練に参加する費用の補助金を支給する。

(2)震災地域の労働者が、発達した地区に出稼ぎに出る場合、その交通費を用意しなければならない。農村部の住民にとって、この金額は大きく、出稼ぎ先に負担させるのは難しいため、政府が、補助金として支給する。

(3)震災地域の労働者を受け入れ企業が、労働者にかける社会保険の費用を、一定期間、国家負担とし、企業がより積極的に震災地域の労働者の受け入れるよう奨励する。

「人民網日本語版」 2008年09月12日

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