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90年代生まれが巣立ち 親たちの心情は如何に |
発信時間: 2008-09-16 | チャイナネット |
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▽子離れできない親たち 「90後」の大学生はほとんどが一人っ子だ。その親たちの生活は、ほとんど終日を子ども中心に回っている。子どもが学校に行く時間に合わせて、親たちも起床し朝食を用意する。子どもが学校から帰る時間に合わせて、一家は夕飯につく。子どもが宿題を終える時間に、一家が就寝する。子どもの好物を買い求め、子どもが行きたいところに、一家で旅行する。子どもがテストでいい点を取れば、一家全員が喜び、その逆の場合は、一家全員が落ち込むといった始末だ。 あるメディアの副編集長を務める鐘さんは「休暇で、家族旅行から帰ってきた後、他の人に、子どもに外の世界を見せてあげたわ、なんてよく言ったもんだわ。本当は、子どものため、じゃなくて、自分のための休暇なのにね。メディア関係者として、私自身が、外の世界を見る必要があるのに」と述べている。 このような「空の巣症候群」に対し、広州晴朗天心理カウンセリングセンターのカウンセラーである袁栄親氏は、「今の時代では、よく見られる現象で、心理学の専門家が注目している問題だ」と述べている。 袁栄親氏によると、中国では、親にとって子どもはいつまでも子どもであり、死ぬまで指導し守るべき対象だ、と考えがちだ。子どもが日々成長しても、親の子離れが出来ておらず、成人した子どもにあれこれを指図する親は多い。本当は、自分がまだ能力があり、子どもにとって必要とされていることを証明したいだけなのだ。 袁栄親氏によると、空の巣症候群に陥りやすいのは、大抵母親のほうだ。子どもに命を授けた母親は、子どもを自己の一部として、守らなければならない対象と見なしてしまう。 これに対し、子どもが小さい頃から、意識して、子どもの自立心を促すよう育ててきた親や、自分の趣味を持つ親たちは、子どもが巣立った後も、すぐに落ち着いた生活を取り戻すことができるようだ。 「人民網日本語版」 2008年09月16日 |
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