国慶節(10月1日・建国記念日)大型連休中、北京市公共交通部門は五輪専用路線10路線を継続運行する。連休中の乗車率などを考慮し、これら五輪専用バス路線を正規路線として存続させるか判断する。
北京公交集団(公共バス管理会社)は18日、国慶節連休期間中のオリンピック公園周辺の公共輸送を保障すべく、同公園周辺の既存のバス路線46本以外に、今月20日以降も五輪専用バス路線10本を運行、観光客のオリンピック公園観光に便宜を図る。
これら10路線ではバス600台が運行、北京市内地区の営業時間は午前8時から午後10時まで、オリンピック公園エリアでは午前8時から午後11時まで運行が続けられる。乗車料金は均一で1元。料金チャージ式の公共交通カード利用の場合は、市内地区で8割引、公園エリアで6割引となる。
同集団関連責任者によると、これら10本の五輪専用路線は北京の西部・東部・南部からオリンピック公園エリアへの利用客を見込んだものとなる。同市公共交通部門は連休期間中の各路線の運行状況と利用客の声をもとに、連休終了後の各路線の存続について判断を下すことになっている。
「人民網日本語版」 2008年09月19日 |