五輪関連各種物資の特別オークションが18日午後、北京産権交易所(北交所)で行われた。前回・前々回の際と同様、今回オークションにかけられた物品は、北京五輪メディア村で使用された家具・家電製品類となった。一方広く注目を集めている各種五輪記念物資のオークションについては、国慶節(10月1日・建国記念日)連休後に行われる見通し。
今回のオークション対象品は五輪の際使用されていたメディア村建築物別に分けてオークションが行われた。北交所オリンピック資産処置チームはオークション会社と共同で、全オークション対象品を計18類に分別。うち、最大の類別には物品5304品目が、最小類別でさえ1330品目の物品が含まれた。オークション会場では17人の買付人がこれら18類に対し競売価格を提示、最終的には4類の売買が成立した。うち、1類は29万2千元の値で38号買付人、4類は11万5千元で16号買付人、7類は24万9千元で86号買付人、8類は14万2千元で51号買付人がそれぞれ落札した。
「今回のオークションで落札されなかった品々の今後については、五輪組織委員会の計画に基づき再度オークションが行われる」。北京産権交易所の責任者はこのように述べている。各類別の物品数量および最低落札金額が一般のユーザーにはとても手が出ないものとなっているほか、北京市外の買付人の参加制限、さらにはメディア村建築物からの搬出期間が比較的限られていることなどが、オークションの最終結果にいずれも影響を与えているようだ。
「人民網日本語版」 2008年09月19日 |