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国家安全監督総局が9件の重大事故について報告 |
発信時間: 2008-10-08 | チャイナネット |
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国家安全監督総局は7日、特に重大な事故9件の調査を報告した。国家石炭安全監督局の局長で、国家安全監督総局の黄毅・報道官によると、この9件はすべて過失事故で、なかでも山西省臨汾市襄汾県新塔鉱業公司の尾鉱山が9月8日に崩壊した事故、広東省深セン市竜崗区舞王倶楽部で9月21日に発生した火災事故は、腐敗が関与していた可能性があるとして関連状況の調査が進められている。この9件の事故でこれまでに95人が逮捕または身柄を拘束され、23人の関係責任者が免職された。 今回取り上げられたその他7件の事故は▽河南省登封市新豊第2炭鉱で9月21日に起きた石炭・ガス噴出事故▽黒竜江省鶴崗市南山区の富華炭鉱で9月20日に起きた火災事故▽四川省巴中市で9月13日に起きた交通事故▽山西省婁煩県の尖山鉄鉱で8月1日に起きた崩壊事故▽広西壮(チワン)族自治区百色市右江鉱務局の那読炭鉱で7月21日に起きた浸水事故▽山西省呂梁市孝義市安信煤業有限公司の炭鉱で6月13日に起きた爆発事故▽山東膠済鉄道で4月28日に起きた交通事故――。 黄報道官は、「今年、特に9月に入って以来、重大事故が多発している。この9件だけでも一部の企業や地方、関係部門で生産の安全性に深刻な問題を抱えていることを暴露した」と指摘し、次の問題点をあげた。 第一に、事故の起こった企業や事業主は法律を無視し、不法に生産や営業、国の資源の盗掘を行っていた。 第二に、事故が起きた企業は安全を無視し、管理が混乱している。 第三に、安全検査を形だけで真剣に行っていない。 第四に、事故が起きた地方および関係部門は中央の方針や政策の徹底に欠け、真剣に取り組まず、安全な生産を重視していない。 第五に、事故の背後には腐敗が存在している。 「人民網日本語版」 2008年10月08日 |
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