今年発生した四川地震において、広州の「90後」の多くが、救済活動を志願した。知り合いのつてを頼って、ボランティア協会に入会した「90後」もいる。調査によると、「90後」は、社会責任を負おうとする気概だけでなく、自分の将来をきちんと計画しており、普遍的に社会的な道徳をもっている。ボランティアサービスは深く彼らの生活理念に結びついており、92.5%が「災害などが起こったときには、ボランティア活動に参加したい」と答えており、70%が「救済復興支援活動を支持したい」としている。違法行為に対し、87.2%が「制止する」と答えている。
広州市青年ボランティア協会の責任者によると、「90後」は、自立した、理性的な、強い意思を持った人がほとんどで、自分の個性を表現したいと考えている。「成人後、大きなプロジェクトの責任者になりたいですか?」との問いに、73.7%が「とてもなりたい」と答えている。自分の将来に関し、66.4%が「自分で決めたい、でも他人の意見も聞き入れる」としている。自分に今、最も欠けることは?との問いに、19.7%が「自分をコントロールする能力」と、18.2%が「忍耐力」と答えている。
調査によると、「90後」の88.8%が「友人と勉学についてよく話しをする」と答えており、75.6%が「教科書以外の読み物や思想などについてよく話をする」としている。このほか、59.4%が、「学問は金儲けより重要だ」と認識しており、68.3%が「道徳心を持つことは、金儲けよりも重要だ」と答えている。
「人民網日本語版」 2008年10月22日
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