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観光客の安全を守るラクダ警察が内蒙古に登場
発信時間: 2008-10-28 | チャイナネット
 
秋は観光客が砂漠観光に出かけるには最適の時期だ。しかし最近、内蒙古自治区阿拉善盟の巴丹吉林砂漠景観区ではツーリング旅行の交通事故や観光客の迷子事件が相次いで発生している。関係者は観光客に対して、砂漠観光の前には十分に準備をし、決して油断しないようにと注意を呼びかけている。「新華網」が伝えた。
巴丹吉林砂漠景観区の保安業務を担当する阿拉善盟公安辺境防衛支隊政治委員の包憲玉氏によると、10月1日から22日までに同景観区では10件以上の交通事故と観光客の迷子事件2件、外国人観光客の水難事故1件が発生しているという。
包氏は次のように語っている。巴丹吉林砂漠は居住者が非常に少なく、気候の変化が大きく、地形が複雑なため、もしツーリング客がガイドなしで訪れたら、交通事故や迷子になりやすい。北京や甘粛などから来た観光客は急カーブの道に不慣れなため、多くの車の横転事故が起こっている。韓国から来たツーリング客4人は秋の河川の情況を十分に見積もっていなかったため、増水した川の橋を渡る時に車が水で150メートルも押し流され、何人も負傷した。
包氏は観光客に対して次のようなアドバイスを行っている。出発前に観光ルートを詳しく調べる。砂漠での走行経験のない運転者は現地の運転手をガイドとしてやとい、辺境防衛部門に予め連絡して登録し、事故が起きたら速やかに救援を求めることができるようにしておく。砂漠での経験豊かな観光客でも、決して単独で砂漠に入らず、仲間とグループで旅行する。
「人民網日本語版」2008年10月28日


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