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記念館に展示されているブルース・リーの貴重な写真。 |
李小竜(ブルース・リー)は誰もが知っている国際的なアクションスターだ。そのブランド価値は数億元といわれるが、武術を教えていたときの月給や、当時の手紙の文才などは余り知られていない。
広東省佛山市順徳区の均安鎮に完成した世界最大の「ブルース・リー記念館」で9日、ブルース・リーが香港の李鉄監督に書き送った2通の手紙が初公開された。ここから知られざるブルース・リーの一面をうかがうことができる。ブルース・リーは白い便せんに青か黒のインクのペンで自らの生活を書き綴るのが好きだったという。初公開の手紙を見てみると、ほぼ繁体字が使われ、表現力のある、明快な文章で、書き間違いは少く、敬意を表して人名と映画名には達筆な英語の付記もある。1959年に米国で高校生活を始めて以来、合間をぬって武術の稽古に励み、大学2年の時にキャンパス内の駐車場の一角を借りて、武術の指導を始める。映画スターになってからも武術教室は相変わらず続けていたという。手紙の中で、「今拳法が流行っています。僕は全米で授業料が一番高いコーチになりました。10時間で500元、1時間で150元ですが、たくさんの生徒がいます」と綴っている。
「人民網日本語版」2008年11月10日