北京市交通委員会の担当者は16日、地下鉄大興線の着工式で、軌道交通の建設に2010年までに900億元を投じ、全市の軌道交通の総延長を新規100キロと合わせ300キロとする計画を明らかにした。
北京市地下鉄建設管理行使の呉宏建総経理は「09年第1四半期に、地下鉄7号線、14号線、15号線の第1期、昌平線、房山線、西郊線の計6本が着工する。地下鉄門頭溝線も着工を目指しているところだ」と説明。
北京市は今年、地下鉄4号線、10号線の第2期、8号線の第2期、6号線の第1期、9号線、大興線、亦庄線の計7本の地下鉄を着工する。これによって、北京市内で建設中の地下鉄は09年には少なくとも13本になる。
呉総経理によると、北京市は内需を一層牽引し、経済成長を促進するため、今後一定の期間に、毎年少なくとも1路線を開通、2年ごとに100キロを整備のペースで、軌道交通の建設を推し進める計画だ。新規路線を中心に沿線地区の急速な経済成長も促される。
北京市交通委員会の周正宇副主任は、北京市の軌道交通は2015年までに総延長561キロになり、公共交通運輸総量の50%以上を占めるようになるとの見通しを示した。
「人民網日本語版」2008年11月17日 |