国際空港評議会（ACI）世界安全フォーラムが18日、北京で開催された。首都空港株式公司の張志忠・董事長は会議の席上、「首都空港は今後第3滑走路東側に新たに第4滑走路を建設予定で、現在同プロジェクトは検討段階に入っている」と述べた。「京華時報」が伝えた。

張董事長によると、世界的に経済情勢が緊迫しているものの、首都空港の投資建設ペースが減速することはないという。首都空港の現在のキャパシティーでは今後の需要を満たすことができないと予測されており、2012年までに飽和状態となり、旅客利用者数は年間延べ1億人に達する。このため、同空港は拡張工事をさらに推進し、第4滑走路を建設することとなった。第4滑走路の建設予定地については現在、第3ターミナル東の第3滑走路東側が有力であるものの、建設開始時期などの詳細については現在詰めの作業が行われている。

「人民網日本語版」2008年11月19日