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東北東部鉄道、全線で工事スタート
発信時間: 2009-01-07 | チャイナネット

東北東部鉄道の建設工事が6日、遼寧省丹東市前陽から同省大連市荘河に至る区間、吉林省通化市通化から遼寧省丹東市灌水に至る区間の工事がスタートした。工費は約80億元と見込まれる。これにより、同鉄道は全線で工事がスタートしたことになる。

東北東部鉄道は、東北地方の旧工業拠点の振興をはかるうえで重要な意味をもつインフラ建設プロジェクトだ。南は大連市を起点とし、丹東市、通化市(吉林省)、図們市(吉林省)を経由して、北の黒竜江省牡丹江市に至り、総延長は1380キロ。前陽潤オ荘河、通化潤オ灌水、白河(吉林省延辺朝鮮族自治州)潤オ和竜(同省)の3区間で新たに鉄道敷設工事を行う必要があり、このうち白河潤オ和竜区間は昨年12月20日に工事完了し、すでに開通した。

完成後の東北東部鉄道は、黒竜江省哈爾濱(ハルビン)と大連を結ぶ哈大線、丹東と大連を結ぶ丹大線、遼寧省瀋陽と丹東を結ぶ瀋丹線、吉林省梅河口と同省集安を結ぶ梅集線、吉林省長春と図們を結ぶ長図線など13路線と接続する予定で、遼東半島の海岸沿いや、朝鮮、ロシアとの国境地帯を南北に走る鉄道路線になる。

「人民網日本語版」2009年1月7日

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