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楊州市民、政府機関の遅刻者をビデオで取り締まり
発信時間: 2009-02-03 | チャイナネット

春節(旧正月)後の最初の出勤日となった2月1日午前8時頃、江蘇省楊州市の広陵区政府の門前では、門を入る職員と車両を小型のビデオカメラで撮影する市民の姿が見られた。職員の多くはこれを見るとあわてて足取りを速めていた。

ビデオの撮影者はいずれも、楊州市市民観察団の観察員だ。市民観察団の正式名称は「市精神文明建設市民観察団」。05年に設立され、100人余りのメンバーがいる。

同観察団は同日午前、91人の観察員を6チームに分けて派遣し、市政府大院・市政府東大院・維揚区・カン江区・広陵区・開発区の6政府機関の門前で遅刻者を撮影し、政府機関の勤務態度を調査した。政府職員の出勤時間は午前8時半だが、観察員は同8時には門前に構えていた。

上海交通大学国際公共事務学院の胡偉・院長は、「楊州市民観察団のやり方は『社会監督』または『体制外監督』に属し、評価と奨励に値するものだ」と述べている。

「人民網日本語版」2009年2月3日

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