春学期初日となる11日、多くの小学校では、閉門時間を遅らせて子供を送ってきた保護者が学内に立ち入ることができるようにするといった、柔軟な措置をとっていた。そうした措置の中で最も人気だったのが、春学期初日を私服での登校日とし、生徒が新年の新しい服を着て登校できるようにしたことだ。
広州越秀区の多くの小学校では同日、ファッションショーの様な風景が見られた。女の子たちは改良型のシルクのチャイナドレスや、ピンク、赤、花模様のきれいな服を着て、多くは柔らかいファーをまとい、小さな革靴を履いて、非常に可愛らしい様子だ。男の子たちは中国風の長袍姿もあればブレザー姿もあり、母親がピカピカに磨いた黒い革靴を履いた姿はれっきとした小さな紳士だ。
多くの学校関係者が、開校日に子供たちにきれいな新年の服を着て登校させるのは、普段は制服で登校するので私服が新鮮に感じられること、また生徒たちが楽しい期待に満ちた気持ちで新たな1年の勉強を始めることができるためだと述べている。
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