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香港で男女別人口の偏りが顕著に 内陸部で婿探し
発信時間: 2009-02-18 | チャイナネット

香港では男女別人口が日増しに偏りをみせている。統計処が発表した最新データによると、08年末現在の人口性比(女性100人に対する男性の数)は89.3となっており、「女性よりも男性が多い」現象は20歳から39歳の結婚適齢期で特に顕著だった。香港紙「文匯報」が伝えた。

香港の人口を男女別にみると、女性が前年比1.15%増の370万2100人、男性が同0.42%増の330万6800人で、男女の比率はさらにひろがった。08年末の人口性比は89.3となっており、07年末の89.9に比べ0.6ポイント低下した。男女別人口の開きが最も深刻な年齢層は20歳から39歳で、人口性比は77.3だった。一方、0歳から19歳では人口性比が10.67と、「男性よりも女性が多い」という逆の現象があらわれた。また、香港人の「晩婚化」は進んでおり、昨年の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が28.4歳で、4年連続で上昇の一途をたどっている。

こういった状況を背景に、香港の女性が内陸部で婿探しする傾向が強まっている。

 

「人民網日本語版」2009年2月18日

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