外交部の新しい報道官として馬朝旭氏が初めて登場
24日午後に行われた外交部の定例記者会見
中国外交部は24日午後に定例記者会見を行い、外交部新聞局の馬朝旭局長が初めて登場した。馬朝旭局長は2つのニュースを発表、11人の記者が質問した20の問題に答えて、最初の記者会見が無事終了した。馬朝旭局長に質問した外国人記者たちは、「新しい報道官は落ち着いていて言葉も簡潔で分かりやすく、質問によく答えてくれた」と話す。
外交部は、中国政府の部や委員会で最も早く定期的にニュースを発表し始めた機関の一つ。24代の報道官は、北京大学で国際経済を学んだ今年46歳の馬朝旭氏で、1986年に行われた「アジア大学弁論会」では、北京大学を代表し「最高のディベーター」として優勝を手にしている。
報道局長の前は外交部政策計画局の局長として、主に国際情勢や国際関係での全体的や戦略的な問題の研究のほか、外交政策や世界と地域経済の金融情勢、経済の外交業務を研究していた。馬朝旭局長はこう話す。「記者会見は弁論大会ではなく、その役割はとてもはっきりしている。つまり記者会見を通して、中国の外交政策を外国の人たちに紹介し、中国への理解を深めてもらうことだ」
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