山西省の王君・省長(山西省委員会副書記)は国務院で開かれた屯蘭炭鉱「2.22」特別重大ガス爆発事故調査グループ第1回全体会議で、涙ながらに犠牲となった作業員やその家族に謝罪した。王省長は発言の中で、気持ちを抑えきれず、何度も涙に咽んでいた。
王省長は、焦煤集団の屯蘭炭鉱で今月22日に起きた大規模なガス爆発事故で多くの生命と財産を失ったとし、山西省委員会省政府は党中央と国務院、国家安全監督総局にしっかりとした報告を行う考えを示した。犠牲者や負傷した作業員に話が及ぶと、「犠牲となった作業員や家族に申し訳ない」と、涙ながらに嗚咽を抑えて話した。
今のところ事故の研究と犠牲者の捜索がひと段落つき、救出活動と捜索活動はすでに完了し、作業の重点は事故の調査と処理の段階に移ったという。今後調査グループは爆発の性質、事故発生地点、事故原因、事故責任の認定を進め、今回の事故の教訓に深く学び、より整った安全生産制度を実施していく方針だ。
「人民網日本語版」2009年2月25日
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