ホーム>>社会>>社会ニュース
北京 初の台湾街、10月オープン
発信時間: 2009-08-06 | チャイナネット

北京初となる台湾街が5日、今年10月に石景山区にオープンすることが明らかになった。ほとんどの店舗は台湾本土の人が経営する。北京市民は台湾に行くことなく、台湾小吃(シャオチー・軽食)を味わい、台湾特産品を買い、独特の台湾風情を体験することができる。「京華時報」が伝えた。

「北京台湾街」は国際彫塑園西園の西南沿線に位置し、L字型を呈し、全長500メートル、建物の延べ床面積は4万3562平方メートルにもなる。石景山区商務局担当者によると、台湾街の建物の様式は江南地区の風情があり、伝統の趣が感じられる建築物のほとんどは、半地下を備えた3階建てとなる。

一部建築物は屋外にひさしを備え、観光客は天候にかかわらず街を楽しむことができる。オープンのあかつきには、同街は台湾の有名な台北士林街と姉妹関係を結ぶ。

台湾街はA、B、Cの3つのエリアから構成される。A区はエモーショナルエリアとして、主に台湾風味小吃、特色あるファストフード、プレゼント類、音楽映像、婚礼関連、マンガ・アニメなど、ファッショナブルな若年消費者にマッチする。B区は台湾レストランを主に、テレサ・テン音楽レストランも入居する。C区には台湾の特色あるバー、カフェ、会館が集まるほか、台湾先住民族によるパフォーマンスなども披露され、台湾少数民族の風情溢れる文化色を鑑賞することができ、文化、歴史、風情など各方面から濃厚な台湾情趣が紹介される。

「人民網日本語版」2009年8月6日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 民族団結こそ富国強民

· 「7.5」事件で197人が死亡 156人は罪のない人たち

· 五輪1周年を記念した写真展が北京で開催

· 「恐竜の郷」を尋ねる

· 上海で初めての「高齢者専用バス」