朝鮮の代表団と会談した韓国の李明博大統領（右）＝8月23日

　韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領は青瓦台大統領官邸で23日、金大中・元大統領の弔問に訪れた朝鮮の代表団と会談した。

　韓国聯合ニュースの報道によると、会談は同日午前9時から、約30分間にわたって行われた。

　双方は韓国・朝鮮間の最近の問題をめぐり、広く意見を交換した。朝鮮弔問団は李大統領に、金正日総書記のメッセージを伝えたほか、先月朝鮮が拿捕した韓国の漁船「800ヨンアン号」船員の送還、南北政府間対話の再開などの問題について立場を明らかにした。会談の具体的な内容はまだ明らかになっていない。

　会談後宿泊ホテルに戻った弔問団団長の金己男（キム・ギナム）朝鮮労働党中央委員会書記は記者に対し、「全て順調だ」と語った。

　「人民網日本語版」 2009年8月24日