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パキスタンのタリバン組織、新司令官を任命
発信時間: 2009-08-24 | チャイナネット

 

 パキスタン・タリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)は22日、新司令官としてハキムラ・メスード(Hakimullah Mehsud)氏を任命したことを宣言した。

 TTPの第一副代表(Maulvi Faqir Mohammad)は電話取材に対し、「42人のタリバン幹部からなる最高委員会が行った会議において、ハキムラ氏が新司令官に選ばれた。また、Azam Tariq氏は新スポークスマンに選ばれた」と語った。

 第一副代表はまた、「パキスタン政府と米国はタリバンのベイトラ・メスード(Baitullah Mehsud)司令官が今月5日にパキスタン北西部の南ワジリスタンで、米軍の無人攻撃機によるミサイル攻撃を受け死亡したと信じている。しかし、ベイトラ・メフスード氏は重病を患ってはいるが、まだ生きている。」と述べた。

 ハキムラ氏の年齢はおよそ30歳。ベイトラ・メスード氏の元側近で、彼のスポークスマンを務めたこともある。オラクザイ・カイバル地区のタリバン組織を担当し、TTPの機動指揮官とされてきた。



 「人民網日本語版」 2009年8月24日

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