「デジタル上海」の特色は世界的な情報化大都市を築くことにある。情報インフラ施設・情報産業・情報化生活などの分野において、全面的に世界の先進都市の仲間入りを目指す。上海はすでに世界最大の都市ケーブルテレビ(CATV)網を有し、光海底ケーブルと無線通信施設が世界で最も密集している都市の一つでもある。集積回路(IC)・ソフトウェア・情報サービス業などを代表とする情報産業はすでに上海の第一の支柱産業となっている。「科学時報」が8日伝えた。
上海の都市情報化には著しい成果がみられる。社会保険カード、公共交通カード、キャッシュカードの3枚の薄型カードは情報化を多くの市民の生活と密接に結びつけている。ポータルサイト「中国上海」は電子政府を実現し、初の総合電子マップ「上海都市通」には政府機関、都市建設、金融・貿易など14項目6万件の情報が収録され、「デジタル上海」の異名を誇る3Dマップが初歩的に完成した。
国家科技部、国家広播電影電視総局、上海市政府は先ごろ上海で「中国次世代ラジオ・テレビネットワーク建設モデル提携協議」を取り交わし、上海を次世代ネットワークのモデル都市とするべく、ラジオとテレビの次世代ネットワークをどこよりも先駆けて構築する計画だ。
「人民網日本語版」2009年9月9日 |