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6月下旬から新型インフルの集団感染が発生
発信時間: 2009-09-09 | チャイナネット

衛生部の陳竺部長は8日、「中国の新型インフルエンザの発生情況はここ最近、新たな変化を見せ、状況は緊迫している。また6月下旬から9月7日までに中国では128件の集団感染が発生した」と述べた。

陳竺部長は最近の新型インフルエンザの発生情況の特徴について以下のように説明する。

1.国内の感染者数は明らかに増加しており、この1週間で国内で感染した人は95%に占め、海外から入国し感染していた人は5%に満たない。

2.急速に集団感染が増加しており、中国では6月下旬から9月7日にかけて128件の集団感染が発生している。特に9月に入ってからの件数が多い。

3.インフルエンザのモニターによると、一部の地域でインフルエンザに感染した患者のうち、新型インフルエンザのウィルスが発見された数が多くなっているが、これはこのウィルスが一部の人たちに定着していることを示している。

 7日に行われた国務院常務会議では、次の段階で更に予防措置を強め、地域社会での感染を厳しく制御し、重症患者の治療を強化して、全力を挙げて疫病の危害を減らす対策が決定された。

陳竺部長は「衛生部はさらに治療計画を整え、大勢の患者の応急措置や、特に重症患者に対する治療案や準備をしっかり行っているところだ」と話している。

「チャイナネット」 2009年9月9日

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